2015年11月25日水曜日

Adele - New album "25" is OUT.


アデル母さんのニューアルバム「25」が発売されました。先行シングル「Hello」はUS Hot 100で1位!発売一週間で110万DLを記録し、もちろんまだまだチャートの1位を爆走中です。アルバムも恐らく初登場で相当な所まであがってくるでしょう。日本のオリコンデイリーアルバムチャートでも初登場4位、洋楽ではダントツの一位です。


今回のアルバムは喉の手術、そして出産を経たあとのアルバムと言う事で本人にとっても特別だったと思うのですが、その出来映えは素晴らしい物でした。


本人はこんなふうにインタビューで言っています。

「前のアルバムは『別れ』についてのアルバムだった。もしこの作品を形容するのであれば、『償い』のレコードと呼びたい。自分自身、失われた時間、そして私が今までにした事や、してこなかった事に対して」

そんなアルバム「25」のそれぞれの曲のレビューを書いてみようと思います。


1.  Hello
とにかくアデルのヴォーカルがパワフル。気付くとシャワーで歌ってしまいそうな中毒性のある曲です。




2.  Send My Love (To Your New Lover)
アルバムの中でも比較的明るい曲で、マックス・マーティン(テイラー・スウィフトやケイティー・ペリーのプロデューサー)との共作。そのせいか、テイラーが歌ってもおかしくないような曲調ですが、アデルの声で歌うとここまで印象が違う。シングルカット向きかも。


3.  I Miss You
アデルのパワフルな声と耳に残るサビ、そしてドラムのセクションが印象的な一曲。「これぞアデル」と言う感じの曲で、サビの “I miss you / when the lights go out. Pull me in / hold me tight / don’t let go.” の声の伸びがとても良い。


4.  When We Were Young
日本時間の昨日(US時間の土曜日夜)に放映された番組 Saturday Night Live に出演したアデル、ファーストシングルの「Hello」と共にこの曲も披露していました。スケールの大きなバラードで、彼女の声の良さ、歌のうまさが存分に堪能できる一曲。次のシングルになるかもしれません。




5.  Remedy
美しいピアノとアデルの声で構成されたシンプルな曲。歌詞が若干よくある感じだけど、前作「21」の流れをくんだバラード。


6.  Water Under The Bridge
この曲も若干アップテンポの曲。歌詞がとても良くて、サビは「もし私を失望させるのならば、思いっきり失望させてよ!」という強い気持ちを歌っています。これもシングル向きな曲かも。


7.  River Lea
今の所、個人的にはアルバムの中で一番印象が薄い曲(汗)なんですが、もっと聞けば良くなってくるかも。


8.  Love In The Dark
今回のアルバムで一番の強い失恋ソングだと思います。「Please stay where you are あなたはそこにいてね Don't come any closer もう近寄ってこないで Don't try to change my mind 私の気持ちを変えようとしないで I'm being cruel to be kind 私は無理してあなたに冷たくしているの」 まだ好きでも上手く行かないと悟り、自分から去っていく強い女性の曲。


9.  Million Years Ago
今の所アルバムの中で一番好きな曲。どこか懐かしく、優しいアデルの声が沁みます。


1:22から歌う曲です。
昔、どこかで聞いた事のあるようなレトロな雰囲気で、メロディーは全然違うけど、ワタクシはBobby Vinton の「Sealed With A Kiss」を思い出しました。この曲の為にこのアルバムを買っても損はしないと思います。


10.  All I Ask
ブルーノ・マースが作曲に参加したバラード。この曲のアデルのヴォーカルが一番説得力があるような感じがしました。そして最後の転調の後が鳥肌が立つほど素晴らしいです。泣きそうになります。ちなみに前の曲「Million Years Ago」はギターの曲、それに対してこの曲はピアノの曲、タッチの違う曲が並んでいます。


11. Sweetest Devotionアルバムの最終曲。最後に息子のアンジェロ君の声がちょっと入っています。ちょっとカントリーっぽいリズムの曲。




とまぁ、こんな感じですが、久々にアルバム通して好きな作品です。またアデルは「アデルの物まねオーディション」に特殊メイクをしてこっそり参加して、ファンを喜ばせたりもしています。


彼女っていつも気さくだし、面白いし、F-wordも使うし、全然普通の27歳なんですが、やっぱり歌うと凄いです。そのギャップも愛される理由ですよね。

アデル母さんのニューアルバム「25」は絶賛発売中、今年を代表する一枚です。是非!

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